四十路のふぉ~ゆ~について考えてみた。

ってはてブロを書いて置いといたら、年の瀬にまさかのお知らせが届いた。

 

相変わらず心臓に悪い文面のメール(この辺りの事務所の配慮のなさ、いい加減何とかならんのか)。
リンクを開いて、第一声は「お前かーーーー!!!!」だった。
次に湧いてきたのは「おめでとう!!」という感情。常々私が思ってる「がっかりさせないでほしい」という願い(後述)を叶えてくれる形でのお知らせだったから、本当に嬉しかった。
「年末に結婚発表なんて、超芸能人じゃん!」なんて笑ってた。
しばらく時間を置いて、「推しグループに既婚者がいるのか…」とじわじわ実感が湧いてきた。

 

正直これは、マツだから割と素直に「おめでとう」と思えたんだと思う。所謂自担ではないから。
ライブでペンラは黄色にしていて、でも緑とも迷う…という推し状況なので、同じような条件でお知らせされたとしても、他ゆ〜からのときは多分もっとショックを受けるだろうな…と。

 


この秋冬のふぉ~ゆ~現場ラッシュの中で、思うところがあった。
それをポツポツ書いて、年末年始にでも出そうかな〜と思っていたところにこの知らせ。
出すか否か迷ったけど、私の思いとしては変わらないから適宜加筆修正して出すことにした。

 


▼以下、2022年12月20日までに書いた内容(一部加筆あり)------


ふぉ~ゆ~の湯に浸かって何年だろうか。
とはいえ芸歴約25年を誇る彼らのファンとしては、永遠の新規だと思っているが。

 

2年前ぐらいからかな。漠然と「ふぉ~ゆ~はここ5年ぐらいが勝負だろうなぁ」と感じていた。
「CDデビューせずにJr.を卒業したジャニーズ」の彼らが、どんなふうに15周年を、40代に向けた自分たちを見据えているのかって結構重要なことだと思っていて。
40代になって現役アイドルとしてグループで走っていくって、デビュー組でもなかなか難しいのが現状。それでもデビューしていればある程度の「保証」みたいなものもあるんじゃないか…と思ってしまうのも、ジャニヲタとしては事実で。(今やそんなものないのかもしれないけど。少なくともJr.よりは身分や立場は確かだろうということで)

 

そうしたときに、Jr.でもデビュー組でもない彼らの「保証」ってなんだろう?と。

 

ジャニーズ事務所所属、東宝演劇部預かり、サンデーフォークプロモーション兼ニッポン放送出向…みたいな働き方をしているふぉ~ゆ~だから、各所で積んできた「信頼と実績」は確かなものだし、今後も仕事が途切れることはないだろう。
何より、彼らはスタッフにも共演者にもべらぼうに愛される人たちだ。

 


じゃあ、「ジャニーズのアイドルグループ」としてはどうだろう?

 

先日、遠征先の居酒屋で近くの席に「お友達」のグループがいて、聞くとはなしに会話が聞こえてきた。
彼女たちは「ふぉ~ゆ~が結婚したらガチで凹むわ〜」というようなことを言っていた。

 

分かる。

 

ファンを「お友達」扱いしてくれている彼らが、今「結婚します」と言ったところで「え〜!おめでとう〜!!」「挙式いつ?」なんてリアルに「お友達」対応するファンは少ないだろう。正直、私も複雑な感情を持つと思う。
圧倒的な親近感で売っている彼らに対する感情は、所謂「王道ジャニーズアイドル」に対するよりも、だいぶリアルなものだと思う。
(マツに対しては好意的な反応が多くて、人徳だな〜と思った。該当担さんは複雑な人もいるだろうけど…。12/31加筆)


ふぉ~ゆ~の顧客はリピーターが多い(肌感的に)。圧倒的に「公演」が主戦場の彼らにとって、その集客力が「保証」を生む要素の1つになっていると思う。
そんな客が「誰かのもの」になった人を熱心に追いかけるだろうか?件のファンは、そうなったらきっと足が遠のいてしまうんだろうなぁと思った。(実際彼女たちは若手との掛け持ちのようだった)
(あの時の「お友達」の方、今、どう思ってますか…? 12/31加筆)

 


とはいえ。
私の前世の推しが、五十路・独身にして療養のため休業している今、ヲタクのエゴで「結婚してほしくない!」などと言ってはいけないよなぁ…と身に沁みて感じているのである。

 

まぁ…彼に関しては、自ら「結婚不適合者だ」という旨を常々ネタにしていたので、本当に望んで独身を貫いてるのかもしれないが…。個人的には、彼が40代に爪先突っ込んだ辺りから「下手したら孤独死しそうだからいい加減嫁さんもらってくれ。一緒に暮らすのがしんどいなら事実婚でもいい」と本気で心配していた。(怪我や病気を隠しがちな性質も相まって本当に心配だった)

 


で、ふぉ~ゆ~である。

 

姪っ子甥っ子を猫可愛がりしているエピソードに事欠かない彼らだ。みんな父性は強いだろうな…と思う。表立って言わないけれど、結婚願望もありそうだな〜と、いつだって等身大な彼らを見ていると感じてしまうのだ。

 

・アイドルグループとしては昨年10周年を迎えたばかり
・しかし芸歴約25年の36歳
・多数のリピーター客が中心の経営スタイル
この辺りと、どう折り合いを付けていくかというのが今後の課題…と言ったら大袈裟か。
件の遠征先で聞こえた会話から、そんなことをより強く思うようになった。

 

個人的には、5年後ぐらい(40代序盤)を目処にふぉ~ゆ~第二形態みたいな大人のグループに進化していて。もし結婚するのであればそのぐらいのタイミングで結婚してくれたら、割と安心できるかな〜と思っている。
そしてできることなら、「がっかりしない形で」結婚して、祝わせてほしい。
(匂わせ・流出とか、誰か知らん知人やら関係者の語る報道とかで余計なこと知りたくないねん…。ツッコミどころを作らないでほしい。推しがこんな男だったんだ…と思いたくないんだよ。。)
(その点、マツは本当に120点の発表をしてくれた。信用できる男だなって思えたことが嬉しい。12/31加筆)

 


一方で、これからどんなことをやっていきたいか、それがどの程度・どの段階で実現していくか…もだいぶ重要だなと思っている。
「現状維持」って言うけど、それって実は「進化・進歩」が伴うもので。どうしたって加齢していく中で、如何にしてグループとしての新鮮さ・目新しさを出していくか。そういった動きがないと、停滞してしまうよなぁ…としみじみ思ったり。
それに、いつまでも「CDデビューしないままJr.を卒業したジャニーズ」ってラベルで面白がってもらえるのか…って問題もあるよなぁと。
(ヲタク的には既に擦り過ぎでは?と思う面もあるが…世間の認知度的にはまぁ仕方ない)
デビューしていない・大人になってから結成したグループだから、通常のグループと同じ物差しでは測りにくいのも、個性であり難しいところだよなぁ…と感じる。

 

ついでに言うと、リピーター客対応前提過ぎて、初見の客を疎かにしがちでは…っていうのも課題だなと思ってる。内輪ノリって分かる人には見ていて楽しいけど、ついていけない人には疎外感を与えてしまうから。適度な常連サービスも必要だけどね。「これにノリたい!楽しみたい!」ってところから、常連化していくと思うし。
ただ、ふぉ~ゆ~には「この1回しか見られない人」ももう少し意識してほしいな〜と。リピ客にとってはマンネリを感じるだろうから、匙加減、難しいけどね。

 


グダグタと書き連ねてきたけれど、Good Jobコン@名古屋のMCで「まだまだやりたいことがある」ということを口々に言ってくれて、「しばらくはグループとして走っていってくれそうだな〜」と妙に安堵してしまった。
逆に、若いうちにできなかったことを今ようやくできていて、本人たちも「念願叶った」新鮮な感覚が今もあるんだろうな〜とも思うんだけどね。
(そして、ENTAでメンバーへの思いを語っている姿にも「大丈夫そうだな」と思えた。辰巳くんの「ふぉ~ゆ~はまだ夢を諦めないでいいんだって姿を見せられるグループ」という言葉にも、思いがより確かになった。12/31加筆)

 


「永遠なんてない」と痛烈に感じさせられてしまった数年前。そして折に触れ実感させられるこの頃。アイドルグループの鮮度と成熟度のバランスって、切実な問題だよな…と改めて感じた。
このところのグループとしての加速を、どこまで引っ張っていけるだろうか…そして次へと展開していけるのだろうか…と、一ヲタクが余計な心配のあまりにこんな長文を書いてしまった。

 


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ここから、再び2022年12月31日。


既婚者が1人生まれた今、今後のふぉ~ゆ~の課題がよりリアルになったな…と。
ENTAの地方公演で見せていた姿はそれまでと変わらなかったように感じていたから、その姿を今後も見せてくれれば問題はないんだけど、見る方の見方はどうしたって変わってしまうから。。。
マツ担さん然り、他担でも気持ちが離れたり、熱が下がる人がいるのは仕方ないよな…と思う。
実際、次に生でふぉ~ゆ~を見たときに、自分がどんな感情になるのかは未知だし。

 

こんなこと言いたくないけど、続くとなると正直「保証」の力は弱まるだろう。第二形態への進化は、思ったより早く進めないといけないかもしれない。

 

「あなたに一番近いジャニーズ・ふぉ~ゆ~」を名乗り続けるには、色々考える時に来ているんだろうな…。

 

 

 

ふぉ~ゆ~へ

 

今、どんな未来を思い描いていますか?
折角お友達になれたのだから、まだしばらくはお友達でいさせてください。
一緒に夢を見させてください。

 

あれこれ勝手に思い悩んで申し訳ないけれど、あなたたちならきっと「大丈夫さ」と笑い飛ばしてくれると信じています。

 

あなたたちが望むだけ、ふぉ~ゆ~で居てくれたら嬉しいです。
そして願わくば、その未来が少しでも長く続きますように。

 

「お友達」の1人より。